☆れんこん☆

れんこんは真ん中に１つ、周囲には９か１１の穴が空いていて、『見通しがきく』ということで縁起が良い食材とされています。れんこんは切ると黒く変色してしまいます。この黒ずみの正体はアクであり、ポリフェノールの一種であるタンニンです。切ったら、水か酢水に漬けて、アクを抜くときれいな白色のまま料理ができます。しかし、酢水に漬けたれんこんは加熱してもホクホクにならないので、煮物用には酢は入れず、水だけに漬けるようにしましょう。

そしてれんこんの美味しさの一つに食感があります。かたい繊維をどう切るかで食感が大きく変わります。シャキシャキ仕上げたいきんぴらには輪切り、ホクホク仕上げたい煮物には乱切り、ふわふわ肉団子のつなぎなどにはすりおろしがおすすめです。